第2回 初級 ヒント集 その2

工作機械の定義《問題2 参考》

工作機械は日本工業規格(JIS)では「主として金属の工作物を、切削、研削などによって、又は電気、その他のエネルギーを利用して不要な部分を取り除き、所要の形状に作り上げる機械。ただし、使用中機械を手で保持したり、マグネットスタンド等によって固定するものを除く。狭義であることを特に強調するときには、金属切削工作機械と表現することもある。」と定義づけています。

このように日本では、主に金属の不要な部分を削りとって所要の形状に作り上げる機械を工作機械と定義し、日曜大工などで使う手持ち式電動ドリルやグラインダーなどは工作機械に含めていません。

工作機械の種類

金属切削工作機械(以下 工作機械)は大きく分類すると次の3つに分けられます。

ここでは、1と2について代表的な手動工作機械を例に取り、また今日広く使用されているNC工作機械のうち、マシニングセンタとターニングセンタについて概要を説明します。

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