工作物の穴あけや穴を堀り広げるための工作機械をボール盤といいます。ボール盤加工は旋盤加工とは逆で、工作物は固定され切削工具が回転して加工します。
工作物は上下に移動する図7の取付台(テ―ブル)の上に取付具(例:工作物を挟み込むバイス、工作物を上から押さえるクランプ具)でしっかり保持されます(図5)。また、主な切削工具である、ドリルは主軸先端に取りついているドリルチャックをチャックハンドルで開き挿入され締められます(図6)。そして、加工は主軸を回転させてドリルを下方向に動かし(送り)ます。